JDK 情断会 MWV昭和50年度卒同期会
平成28年10月1〜2日
情断会 秋期ワンデルング
小野岳・博士山 針生山荘泊まり
原田、宮澤、小川、小田野
針生山荘 |
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10/2 博士山 十月二日、博士山。早朝六時前ならスズメバチもまだ寝ているかな、と思って玄関に近づき、確かここいら辺だなと思って近寄ると、私の頭のすぐ上を突然ブーンと通り過ぎて板の隙間へススッと入っていった黄色いそれが四〜五匹。ゾゾーっと竦むや、ソーっと後ろ向きに退散。 針生山荘から一時間チョイ、駐車場までは舗装されていて入りやすい。道海泣き尾根という、わけがわからない名前の道を登り始める。「道海も泣くんだからスゲーんだろうね」、とみんなで笑いながら登っていったら、ほんとに泣いてしまった四人であった。ほぼ垂直の崖を鎖やら梯子で登る箇所が、何箇所もずっと、ずーっと続く。危険というほどではないが、両手を使うので疲労度は高い。やっと稜線に出ると、今日も天気で清清しい。休み休みでしばらく上り下りすると山頂だった。ここも景色は最高。他の登山者は皆無。堪能してから、下山は大きく回りこむ近洞寺尾根と思ったが、距離も長いし時間もかかるし、何より下山口から1Kmも林道を戻らなければならないのが嫌で、道海泣き尾根をそのまま戻ることにした。これが結構足腰手足の筋肉を行使することになり、急降下が終わる水場に来たときにはクタクタになっていた。藪を少し漕いで行った水場の水の美味さは冷たくて格別だった。結局、この日に出逢った登山者は下山時の二組だけで、二日間、静かな名山を堪能した。 |
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博士山山頂ではない |
やっと稜線に上がった |
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一等三角点 |
このページの写真の半分以上は彼の撮影 |
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山頂より |
磐梯山と左奥に吾妻連峰 |
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ほぼ快晴になった |
往路の道海泣き尾根をそのまま下る |
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登りもしんどいが、下りも汗が噴き出る |
泣き尾根で泣いた後の水が美味かった |